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2026.09.21

キュレルのメイク落とし3タイプ比較|乳液・オイル・ジェルの選び方

小林 美咲

朝の光が差す洗面台に、無地のポンプ容器・チューブ・ジェル容器の3本とたたんだコットンが並ぶ、淡いブルーとオフホワイト調の概念イラスト

同じキュレルのメイク落としでも、店頭には乳液タイプ、オイルタイプ、ジェルタイプの3つが並びます。名前だけでは落ちやすさの差が読み取りにくく、迷ったまま前回と同じものを手に取る人も多いはずです。公表されている情報をたどると、3品はいずれも有効成分としてグリチルリチン酸ジカリウムを表示しており、違いがはっきり出るのはむしろ使い方の側です。コットンでふきとるのか、乾いた手でなじませて洗い流すのか、そのあとに洗顔料が必要かどうか。この記事では公式に示された成分表示・使用量・手順という確認できる範囲だけを整理し、「メイクの濃さ」と「洗い流しの手間」の2軸で選び分けを考えます。

キュレルのメイク落とし3タイプは何が違うのか

まず共通点から確認します。乳液ケアメイク落とし、オイルメイク落とし、ジェルメイク落としの3品は、いずれも有効成分としてグリチルリチン酸ジカリウムが表示されています。違いが出るのはその他の成分の構成で、乳液タイプは水・BG・グリセリンなどが上位に並び、オイルタイプは流動パラフィンやイソノナン酸イソノニルといった油性成分が中心、ジェルタイプはソルビット液やトリ(カプリル・カプリン酸)グリセリルなどで組み立てられています。処方の骨格そのものが製形ごとに違う、と読み取れる並びです。

ただし、この成分表示から洗浄力の強さを順位付けすることはできません。そこで実用的なのは、手順の違いを比べることです。乳液タイプはコットンでふきとって終わり、オイルタイプとジェルタイプは乾いた手でなじませてから水またはぬるま湯で洗い流す、という段取りの差が公式の使用方法に明記されています。ここが選び分けの出発点になります。

乳液ケアメイク落とし:ふきとりで完結するタイプ

乳液ケアメイク落としの使い方は、コットンに液をたっぷり含ませてメイクになじませ、やさしくふきとるというものです。分量の目安はコットン1枚あたりポンプ3〜4押し程度と具体的に示されています。ふきとりは液が足りないとコットンが乾いて肌をこすりやすくなるため、この「たっぷり」という指定は実際の手つきに直結する情報です。

最大の特徴は、乳液成分だけでできているので洗い流す必要がない点です。さらに、朝は洗顔の代わりにも使えると案内されています。洗面台に立つ時間が短い朝や、湯を使いたくない夜には、工程がひとつ減るという意味で扱いやすい選択肢になります。

有効成分はグリチルリチン酸ジカリウムで、これは3タイプに共通します。ふきとりで完結する手軽さと引き換えに、あとから洗い流す工程が組み込まれていないため、濃いメイクをまとめて落とす用途を前提にした設計とは言い切れません。その線引きは、後述する公式の案内が示してくれます。

オイルメイク落とし:濃いメイクを想定した手順

オイルメイク落としは、乾いた手に適量(ポンプ4押し程度)をとってやさしくメイクになじませ、その後に水またはぬるま湯でよく洗い流します。手が濡れていると油性成分がなじみにくくなるため、「乾いた手」という条件が最初に置かれているのが手順上のポイントです。

洗い流したあとは、さらに洗顔料で洗うよう案内されており、洗顔にはキュレル 潤浸保湿 泡洗顔料がすすめられています。つまり基本はダブル洗顔を前提とした工程です。時間や手数の面では乳液タイプより増えますが、その分だけ落とす作業と洗う作業が分かれている、と整理できます。

使用上の注意として、コンタクトレンズを使っている場合はレンズをはずしてから使うよう明記されています。処方面では無香料・無着色・アルコールフリー(エチルアルコール無添加)と表示され、有効成分は他の2品と同じグリチルリチン酸ジカリウムです。なお、こうした表示は処方の条件を示すもので、肌への刺激の少なさを保証するものではありません。

ジェルメイク落とし:なじませ方の目安が具体的なタイプ

ジェルメイク落としは、乾いた手に適量(直径約2cm)をとり、そのまま両ほお、ひたい、鼻、あごにのせるところから始めます。分量を長さで示し、置く位置まで指定しているため、3タイプの中では手順の再現がいちばんしやすい書き方になっています。

なじませ方の目安は、1ヶ所に円を4〜5回描く程度。落ちにくいアイメイクや口紅などは、手や顔がぬれていない状態で念入りになじませるよう補足されています。そのあと水またはぬるま湯でよく洗い流します。「どれくらいこすればよいか分からない」という迷いに対して、回数という具体的な指標が置かれているのが特徴です。

使用後は洗顔料で洗う必要があり、こちらもキュレル 潤浸保湿 泡洗顔料がすすめられています。工程の数という点ではオイルタイプと同じ構成で、違いは手にとる形状となじませ方の指定にあります。有効成分はグリチルリチン酸ジカリウムです。

メイクの濃さと手間で選び分ける

メイクの濃さという軸では、公式の案内がひとつの目印になります。乳液ケアメイク落としの説明では、ウォータープルーフやフィルムタイプのアイメイクなどは、キュレル オイルメイク落としやポイントメイク用リムーバー、またはお湯で落とすよう記載されています。落ちにくい部分メイクを日常的に使うなら、ふきとりだけで完結させる前提は置かないほうがよい、と読める案内です。

手間という軸で見ると、構図は単純です。乳液タイプは洗い流し不要でそこで完結し、オイルタイプとジェルタイプは洗い流したうえで洗顔料を使う工程が続きます。朝や疲れた夜の時短を優先するのか、しっかり落として洗う流れを確保するのか。生活の時間割に合うほうを選ぶ、という判断がしやすいはずです。

一方で、3タイプの洗浄力を数値で比べた公表データは見当たりません。どれがどれだけよく落ちるかを順位で語ることはできず、判断材料になるのは使用量・なじませ方・洗い流しと洗顔料の要否という手順の差です。薄めのメイクで工程を減らしたい日は乳液タイプ、濃いメイクや落ちにくいアイメイクの日はオイルタイプ、分量となじませ回数の目安を手がかりにしたいならジェルタイプ、という当てはめ方が現実的でしょう。肌の状態に不安があるときは自己判断で続けず、専門家に相談してください。

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